TOSS-LAND / 国語 /低学年

読点、句読点の指導 

 

宍戸威之(北海道・TOSSオホーツク)

 音読練習をしながら読点、句読点を指導します。
読点と句読点の間のとり方をわかりやすく指導します。学級通信風に書きます。

 

1年生では、はじめて出てくるものがいっぱいあります。

たとえば国語の「、」「。」。大人にとっては何気ないものでも、子どもにとっては大事な学習事項の一つとなります。

まずはいつものように範読から。

子ども達は私が読んだところを指で追っていきます。

「ちゃんと指で追えた人?」

ぱっと手があがります。

「もう一度読みます。『あのね』あれ?『あのね』の下に何かへんなものがあるね。」

(点がある。)

「指差してごらん。」

「この点はね、『少し休みなさい』というしるしなんだよ。だからね、こう読むんです。」

「あのね うん」

「点のところは『うん』と読みます。できるかな?」

(あのね、うん」

「上手だなあ。では続きを読みます『しいくごやでうさぎをみたんだよ。』あれ、また何かある。」

(丸!)

「指差してごらん。これはね、『ここで文は終わりですよ。』っていうしるしなんです。

ですからさっきよりも少し長く休みます。」

そういって黒板に「。→うんうん」と書きました。

「こう読みます。」

そういってもう一度「うんうん」をつけながら読んで聞かせました。

「できるかな?さんはい。」

(あのね うん しいくごやで・・・・うんうん。)

「上手だなあ。もう一回聞かせて。

何度か読ませました。

「今度はね、『うん』『うんうん』のところは心の中で読んでごらん。できるかな?」

(あのね しいくごやで・・・)

「わあー上手だなあ。題名の横に丸を10個書いて。おうちでも練習してきなさい。」

ゆうき君、この読み方が気に入ったのか、休み時間にも練習していました。

 

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